財務戦略の考え方


財務計画は、財務戦略に基づき作成するものなので、この戦略の考え方は、

経営者や財務の仕事に携わる方にとって非常に重要なことは言うまでもない

ことですが、では、この戦略を一言で説明すると、どのように説明できるでしょうか?


財務戦略について解説がされる場合に、必ずといっていいほど登場してくるのが、

キャッシュフローの管理、資本効率、最適資本構成、財務バランスの適正化などが

あります。


また、財務戦略が語られる場合には、投下資本、資金コスト、資金運用、 資金調達など

の概念も登場することが多々あります。


こらの概念が登場してくる際は、必ずといっていいほど、

CAPM(Capital Asset Pricing Model)という数理ファイナンスにおける

モデルが紹介され、数字が苦手な方には、見た瞬間で嫌気がさしそうな、

下記の株主資本コストの計算式が登場します。


・Rf+β×(Rm-Rf)=株主資本コスト


その他の資本コスト計算式には負債資本コストがあり、 計算式は下記の通りです。


・負債資本コスト = 金利×(1-実効税率) 


ちなみに、負債資本コストと株主資本コストを加重平均したのが、 加重平均資本コスト

で、WACC(Weighted Average Cost of Capital) とも呼ばれています。


更に、財務戦略は、経営戦略とのバランスが重要と解説されたり、 企業価値を高める

為に必要なのが財務戦略と説明されることもあります。


これらの財務戦略に関する説明や解説を見ただけで、ほとんどの方は、 この戦略は難解

だと思われたり、相当高度な専門知識がないと策定する ことは難しいと思われてしまう

ようです。


しかし、そのように思われた方はご安心ください。 結論から説明すると、財務戦略の

考え方は、難解なものではなく、 至ってシンプルなものなので、上記に登場してきた、

複雑な計算式や、 様々な財務に関する専門知識が備わっていなくても、簡単に作成する

ことが可能です。


しかも、その作成方法と作成に関する考え方は、非常に理にかなっており、 経営初心者

や財務初心者でも容易に理解することができます。


要するに、財務戦略の考え方は、財務と戦略についての正しい理解が できていれば、

簡単に作成できるものなのです。


また、財務戦略とは、財務の絵を描くことでもあるともいえます。


一般的に、絵画で考えると、描いた絵は、上手か下手かの違いがあるだけで、

絵を描くこと自体が難しいはずがないのです。


であれば、財務の絵を描くことも同様です。


ゆえに、財務戦略を策定する為に、不必要な難解な専門知識を身につけていなくても

財務の絵を描くことはできるのです。


ちなみに、財務戦略の考え方や財務計画作成のスキルを身に付けたい方には、

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