運転資金の計算式


数ある財務の計算式において、運転資金の計算式は、誤って覚えられている

ことが多い代表例の1つです。


何故、運転資金の計算式を、誤って覚えている人が多いかといえば、

財務の専門家と称する人達が、誤って解説しているからです。


一般的に、社会的な評価が高い財務の専門家と思われている税理士や公認会計士又は、

有名なコンサルティング会社に所属する財務のコンサルタントが説明することを、

疑う人はほとんどいないと思います。


要するに、運転資金の計算式を誤って覚えている人が多い理由は、社会的な名声や

権威がある人の言うことは常に正しいと、盲目的に信じていることが原因です。


運転資金の計算式に限らず、少し、自分の頭で考えてみると、「何かおかしい」と

思えることは、身の回りに沢山存在します。


しかし、大多数の人は、税理士や公認会計士 = 財務の専門家 という「固定観念」に

取りつかれているので、それらの人の言うことを、盲目的に信じてしまうわけです。


そうすると、財務の理論的に正しい運転資金の計算式とは、どのような計算式なのかが

気になるところですが、財務の理論的に正しい計算式とは、運転資金のメカニズムを

理解できていれば、直ぐに分かる程度のシンプルな計算式です。


運転資金の計算式を理解するうえで重要なことは、何故、運転資金が発生するのか

ということを考えることにつきます。


運転資金が発生する原因は、キャッシュコンバージョンサイクルにあることは、

「財務のいろはのい」なので、キャッシュコンバージョンサイクルの仕組みを理解

できれば、容易に、運転資金の計算式が分かるはずです。


財務の理論的に正しい運転資金の計算式が分かるということは、質の高い予算を作成

できたり、精度の高い資金繰り表を作成できるということですし、企業における

財務管理の中核ともいえる、CFの改善方法が理解できているということなのです。


逆に言うと、財務の理論的に正しい運転資金の計算式が分かっていなければ、

質の高い予算を作成することはできませんし、精度の高い資金繰り表も作成でき

ませんし、企業における財務管理の中核ともいえる、キャッシュフローの改善方法も

理解できていないということなのです。


ゆえに、財務の理論的に正しい運転資金の計算式を知ることは、

財務管理の基本ともいえることなので、財務の基本を身につけるスタートラインは、

キャッシュコンバージョンサイクルを理解することだといえるでしょう。